[TOP] カメラが進化しても変わらないものとは?

技術の進歩によって“誰でも使える”デジタルカメラが一般的になり、一昔前のマニュアル式フィルムカメラに比べ、ほとんど何も覚えたり考えたりする必要もなく、小さな電子ボタンを一つ押すだけで簡単に写真が撮れるようになった。

しかし、それでいいのだろうか? いつの時代にも「なぜ?」「どうして?」と言った疑問や知的好奇心が、人類の進歩を支えてきたと言っても過言ではない。写真を学問として研究する大学や専門学校は国内外にあるし、学問や芸術として捕らえても、人類にとって価値が高く、奥の深い存在が写真なのである。

この講座は“デジカメ講座”ではあるが、写真技術を学ぶ上ではフィルムカメラを知るのが経験的に最良であるため、フィルムカメラの話題も数多く登場する。第1章から読み進めることで、カメラ誕生の歴史を振り返り、写真が写るメカニズムや、写真をやっていくうえで避けて通れない基本用語について知ることができる。

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講座一覧

[第1章] 基本を理解する ~そもそも写真はどうして写るのか~
[第2章] カラーを学ぶ ~思い通りの写真を操るための必須科目~
[第3章] 被写体とレンズ ~平面で表現するための基礎知識~
[第4章] 選択する技術 ~写真は無限の選択肢から選び取る芸術~
[第5章] ライティング入門 ~光を制する者がスタジオを制する~
[第6章] 動画撮影入門 ~スチールカメラの新しい表現技法~
[第7章] AF限界理論 ~位相差AFとコントラストAFの仕組みと限界~