仕事やプライベートでカメラを使うようになって10数年が経った。最初に手にしたのは、ニコンの35mmフィルムカメラとタムロン製レンズの組み合わせ。次がキヤノン製35mmフィルムカメラ。その後にペンタックスやマミヤの中判フィルムカメラ。時代がデジタルになってからはキヤノン。仕事ではニコン、ソニー、パナソニック、オリンパスなど、ほとんどのメーカーの製品を扱ってきたきた。
特にレンズメーカーでの開発業務に携わった経験は、カメラやレンズの動作原理を理解する助けとなった。その後の撮影では、『カメラやレンズはどのような動作をしているのか』ということを意識するようにになった。動作原理を理解することは、カメラやレンズを使いこなすことと同じ意味である。この章では、撮影に必ず役立つであろう、設計者目線からの撮影技術について解説していく。