写真用の電球である。かつては写真学生の必需品とも言われた。要はワット数の大きい電球なので、撮影中は非常に熱くなる。そのため、取り扱いは気をつけなくてはならないが、利点としては価格が写真用の照明機材としては最も安いことと(1.000円~)、基本的には家庭用コンセントに繋ぐだけで使えるので非常に手軽なことである。ストロボと違って、常に撮影時と全く同じ光が発光しているので、ライティングを肉眼で確認しながら進めることができ、ライティングの勉強には利用価値がある。
150w~500wくらいの商品がラインナップされている。ストロボに比べると光量が低く、トレーシングペーパーを通してデュフューズしたり、壁などにバウンスするとさらに光量が低くなる。手持ち撮影する場合は、それなりの覚悟が必要だろう。できれば、カメラは重量のある三脚に固定したほうがよい。
フィルムの場合は専用のタングステンフィルムを使う。デジカメやビデオカメラではマニュアルホワイトバランスか、電球マークのタングステンモードを使う。見た目が電球なので長持ちしそうなイメージだが、時間と共に劣化して色温度が安定しなくなる。特に、デーライトフィルム用にブルーに塗装されたタイプの寿命は、数十時間程度と短く儚い。
