現在、スタジオや室内での商品撮影によく使われている照明機材は大きく分けて3種類ある。
1つ目がストロボである。普通、プロ向けのレンタルスタジオでは大型ストロボが常備されている。発光部分と電源部であるジェネレーターが分かれているタイプと、ジェネレーターが発光部に内蔵されたモノブロックストロボがある。ストロボが次項以降で述べる他の光源と違うところは、カメラのシャッターを切った瞬間だけ、被写体が照らされるということである。
製品や出力設定により閃光時間に違いはあるが、カメラ側のシャッター速度が1/60秒だったとしても、ストロボの閃光時間がもっと短いため、微妙に動いているような被写体であっても、ストロボで撮影すれば静止しているように写る。モデル撮影など動きながら撮るような場合は、ストロボが威力を発揮するシーンだろう。
なお、クリップオンストロボはシステムの一部として開発されているため、例外的にカメラで測光できるが、大型ストロボはカメラ内臓の露出計では測光ができない。デジカメの場合はモニターやヒストグラム表示で大体の露出は把握できるが、正確な露出を割り出すためにはフラッシュメーターという機器を使う。
